架線柱と周辺のお話-最近の設備-

夏期超短期講座として、架線柱と周辺のお話シリーズ(勝手にシリーズ化)で最近の話題についてちょっとだけ。

架線を支持する物として架線柱がそれにあたりますが、総称して支持物と呼ばれる事もあります。そのうち景観に配慮した物を景観支持物と呼ぶ事もあります。
主に鋼管柱の架線柱がそれにあたり、下の写真にある架線柱が鋼管柱です。パイプ柱等ともよばれカトーからは複線アーチ型架線柱としても出ています。

以前のお話のなかでは架線柱にき電線2本と、信号高配線3本が無いと理に叶っていません、っと書きましたが、下の写真をご覧の通りそれらの電線がありません。
この2枚の写真で採用されている架線はインテグレート架線といい、1990年代前半にJR東日本で開発された架線です。

インテグレート架線はき電線を廃止し、吊架線を太く2本にしてこれをき電線の代わりとしています。また信号高配線もケーブル化してトラフ内に収めています。
インテグレート架線のアップです。

トロリー線は摩耗測定のため連続的に点検する必要があり、架線用モーターカーなどで点検出来ます。しかし、架線のビームより更に上にあるき電線や信号高配線には届かず、これらの線を点検するにはハシゴをかけるくらいしか方法がなく、高所作業のため危険が伴いました。それらを解決したのがインテグレート架線と景観支持物です。
厳密にはちょっと違いますが、模型的にはそんな理由で5本の電線がなくても大丈夫です。
カトーのアーチ型架線柱は信号高配線用の碍子などがついてませんが、それで正解なのです。

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架線柱と周辺のお話-最近の設備- への2件のコメント

  1. インテグレードといえば、東京郊外も更新してますし民鉄系もそれに似たタイプへ更新している路線がちらほら…

    確かに旧来のに比べるとスッキリしてますからねぇ

    http://www.youtube.com/watch?v=61EV7khsT_k&feature=plcp

    交直切り替え瞬間の動画です、使えるようなら使って下さい

    • ヘッポコ出戻りモデラ- より:

      >南栗橋車両管理区荒川支所さん
      インテグレートはJR東日本の商品名みたいな感じですから、FM2線とか言い他社では名乗ってませんね。
      交直出先でちょっと見ることできませんが、ありがとうございます。私も撮りにいったことあるので大丈夫です。

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